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七夕の本当の起源とは?仙台で盛んな理由

こんにちは。

前にも書きましたが、最近もう暑くて暑くて・・・すっかり夏でございます。
夏こそ、日頃からある程度汗をかいて身体の代謝をよく保つように気を付けたいところです。元気で居ないと暑いだけでつまらないですからね(苦笑)

 

 

さて、夏といえば、7月7日七夕が有ります。
高校からはあまり無いかもしれないですが、中学くらいまでは、学校でも七夕を記念して飾りつけをしたりしますよね。懐かしいもんです。

七夕の中でも特に有名なのが、宮城県仙台市で開催される伝統行事仙台七夕でございます。この仙台七夕は、日本各地の七夕まつりに強く影響を与えた中心的な存在で、今なお毎年200万人を超える観光客が訪れる一大イベントです。今年見に行く予定を立てている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

今回は、七夕を一層愉しむための勉強をしてみましょう。

 

 

 

 

 

七夕の起源


昔むかし、日本には「棚機(たなばた)」という禊ぎ(みそぎ)の行事が有ったそうです。禊ぎとはご存じのとおり、お清めの儀式ですね。

その儀式というのが、棚機女(たなばたつめ)とよばれる乙女が選ばれ、乙女は専用の着物を織り、それをお供えして、秋の豊作を祈り、人々のけがれを祓う(はらう)ものでした。

棚機女は着物を折る際、きれいな水辺のそばの小屋にこもって作業をしていたそうなのですが、その時に使った折り機もまた、「棚機」(たなばた)」と言ったそうです。

やがて日本に仏教が伝わると、この行事はお盆をむかえるための準備として、7月7日の夜に行われるようになりました。

「七夕」と書いて「たなばた」と読むのも、以上のことが由来とされているようですね。

 

奈良時代に入ると、そこに乞巧奠(きこうでん)という行事が中国から伝わりました。これは、7月7日に見える天の川にちなんだ伝説「おりひめとひこぼしの伝説」にあやかって「機織りが上手になりますように」とお祈りする風習でした。

 

上記の3つ、

・棚機

・おりひめとひこぼしの伝説

・乞巧奠

が交わり合って、現在の七夕の起源になったと言われているそうです。こうしてまとめてみると、中国の影響がかなり強い行事のようです。

 

 

 

 

 

仙台で七夕が盛んな理由


 

江戸時代初期になると、この起源を知ってか知らずか仙台藩祖の伊達政宗が、婦女の文化向上のために七夕を推奨したそうで、そこから盛んなご当地行事のひとつになったと言われています。(が、残念ながら詳細は不明のようです。)

1873年、暦の付け方が旧暦(太陽太陰暦)から新暦(太陽暦)にかわって、全体的に暦が一か月ほど遅れたのです(7月7日が8月7日に)。これによって七夕の風習も休息に廃れていってしまいます。(旧暦と新暦の違いについて詳しくはこちら)

 

ですがその約50年後の1927年、そんな状況を憂いた商店街の有志が集い、盛大に七夕飾りをしてみたところ、大盛況となり復活。1928年には、それまで旧暦に行っていた七夕を新暦にあわせて8月6,7日に開催するように定めます。それ以降、庶民のつつましやかな風習であった七夕は、商店街で開催される大々的な豪華イベントとなりました。

東北三大祭りのひとつに数えられるまでになってからは、全国各地から見物客がやってくるようになり、より一層盛り上がりに拍車がかかることとなりました。

そして仙台七夕は各地の七夕まつりに影響を与え、七夕を全国的な行事として浸透させる一助となったのです。

 

 

 

 

飾り物の意味



先代七夕まつりでは、本当にたくさんの飾りつけが成されます。
全部で7種類の飾りが有って、それぞれにちゃんとした意味が有るのです。

学問や書の上達を願う短冊(たんざく)、長寿を願う折鶴、富と商売繁盛を願う巾着(きんちゃく)、豊漁を願う投網(とあみ)、病や災いの身代わりとなるとともにお裁縫の上達を願う紙衣(かみこ)、織姫の織り糸を象徴する吹き流しくずかごにさえも、清潔と倹約を願うという意味が込められています。

 

 

 

 

まつりを彩る風流なイベント


そんな仙台七夕。もともとは多彩な飾りつけで豪華になった商店街を歩いて回るだけ~という、いささか寂しい祭りであったため、「なんだこんなもんか」「期待外れだ」という批判も多かったようです。

そこで現在ではいくつかの豪華イベントが用意されています。

 

・星の宵まつり

定禅寺通りにて夕方行われるパレード。
毎回色々な人が出てくるみたいですね。
ローカルアイドルの曲が登場することもあるそうで、仙台を感じるにはいいイベントかもしれません。

 

 

・夕涼みコンサート

勾当台公園で行われる無料の音楽イベントで、20万人を超える人出を誇るコンサート!

写真は、シンガーソングライターの矢井田瞳が出演したときのもの。夕涼みというだけあって、ゆるくくつろぎながら愉しむような雰囲気ですね。

(勾当台公園)

 

 

・七夕ヴィレッジ

本祭り期間中3日間連続で昼から夜まで、勾当台公園の円形広場に出されるブース,ステージの総称。ローカルラジオの公開録音やミニライブが行われます。

 

 

・瑞鳳殿七夕ナイト

伊達政宗らの霊廟である瑞鳳殿で開催されるイベントで、参道から境内まで美しくライトアップされるイルミネーションイベントです。個人的にはこれが一番の見物だと思います。

寺院仏閣好き、歴史好き、祭り好きには特にたまらないイベントかもしれませんね。
夏特有の、何とも言えない切ないはかなげな気持ちに浸れることでしょう。

 

 

 

 

まとめ


宮城県仙台市の仙台七夕まつり。

東北三大祭りのひとつに数えられるお祭りにしては、少しパッとしないような、物足りないような感じがするかもしれませんが、夏というはかなげな季節のわび・さびを感じるのには、非常にいい環境ではないかと思います。

日本人の心に深く根付く四季を感じる心。それを一際思い出させ、「日本人でよかったなぁ~」と思わせてくれるのが、夏かもしれません。

特に日中から火が沈んで夜になっていく、空気感の変化の風情はたまりません。仙台七夕は、そういう風情にしんみりするのには丁度いいと思います。

今年の8月は、夏を感じに仙台へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

日程やアクセス⇊

仙台七夕公式HP

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