スタバでMacはやはりバカっぽい。もっと他に選ぶべきPCがあるだろ!!

もうかなり前から言われていることであるが、喫茶店(スタバなど)でコーヒー飲みながらMacbookを開いてなにやら作業をしている姿というのはやはりバカに見える。今回はその理由を考察する。

 

結論から言うとこれは貧乏人のひがみでも妬みでもなく、直観的違和感による嫌悪なのである。が、今回私はその直感的違和感の正体を自分なりに分析する。一応はじめに述べておくが、私は以前、当時27万もはたいて購入したiMacを愛用していた身である。

皆さん知っての通り、Apple製品はわりと高級な部類である。値段”だけ”見れば今となってはそんなことはないが、かつてMac(Macbook,iMac)といえば「高くてかっこいい、金持ちのPC」というイメージが確かに浸透していた。今でもそのイメージを持っている人は少なくはないだろう。

まあ、仕事でPCを駆使するバリバリのビジネスマンにとって、高いこと自体はそれほど一大事でもない。問題は値段に対してのスペックと拡張性である。

 

 

良くも悪くもAppleはオシャレ感にこだわる

 

これも読者諸氏知っての通り、Appleは2016年版Macbook Pro開発において、Touch Barとよばれる新機能に加えてThunderboltポート,第2世代USB3.1ポートを付けた代わりに、従来のUSB3.0ポートやHDMI出力ポートといった、今も一般的に普及している差込口をなくしてしまった。

これは海外のパソコン紹介系大手Youtuberたちからも酷評だったのである。なぜかといえば、今現在パソコンに一般的に当たり前に搭載されているUSB3.0などは仕事でも駆使されるもので、それがなくなったとなれば不便この上ないからである。おまけに、Touch Barなる新機能もその”ハイテク感と面白さ”が満足度を上げるのみで、わざわざ有る必要性が感じられない代物。はっきり言って、仕事であんなものを駆使する場面はほとんど無いだろう。

Macbook Proの唯一誇れる点はアルミ削り出しで作られた筐体の美しさと、ディスプレイの美しさ、そして拡張性を削りに削ったシンプルさ…このくらいである。Appleはもともとディスプレイ開発にかなり力を入れており、iPhoneしかりMacしかり新製品のPVを見るとだいたい「目を見張るディスプレイの薄さと美しさ」というものを謳っているし、Apple WatchやiPodのCMをひととおり見ても、Apple製品にとって「おしゃれ」というのは最大のテーマであることが分かる。

PCのディスプレイについてはもちろん綺麗で悪いことはなく、Macは確かに画面がきれいで文字も読みやすい。iMacにしても一体型薄型でありながらあのディスプレイの破格の美しさには驚いた。

兼ねてよりApple社は、他社がやらない方向で新製品にハイテクを搭載することで消費者の遊び心を刺激し、マニアなファンを獲得・維持してきた。Apple製品のCMといえば「かっこいい」「おしゃれ」というのは、広く浸透している印象ではないだろうか。いま広く普及しているスマホにしても、元はと言えばAppleがiPhoneを出してからその流行が始まったと記憶している。良い意味でも悪い意味でも、Appleは時代の最先端を行く異端児なのである。もっとも、『実用性』という観点から見れば悪い意味のほうが多い気がするが。

※一応付け加えておくと私はAppleアンチではない。いま仕事用PCは拡張性を重んじてWindowsPC一択だが、以前はiMac27インチを使っていたし、スマホに関してはずっとiPhone一択である。

いまiPhone7を愛用しているが、ディスプレイがものすごく綺麗だし筐体の曲線美もすばらしい。手になじむし処理も速い。実にいいものである。iMacを購入したときもその美しさに見惚れて、かなりの満足感・優越感を得た。それに付属のキーボードもかなり操作しやすかったのを覚えている。

 

 

話を戻すが、喫茶店でMacbookを開いているとなぜバカっぽく見えるのか…

それは端的に言って、Macbookの機能性と値段を相互に客観的に見たときの性質上、「大学生がバイトで貯めた金でMacを買って、”コーヒーを飲みながらかっこいい高級PCで作業をするかっこいい自分”を得意げに演出している」というような印象を与えるからである。

先ほども述べた通り、Macは高い。中身のスペック(CPU性能やメモリ,GPUなど)だけで言えば分不相応の値段と言えなくもないほど高級品である。

 

「おい待て。WindowsPCでも高いものがたくさんあるぞ」と思う人も居るだろうが、WindowsPCの場合、各社ともにスペックに加えて拡張のしやすさや筐体の頑丈さにかなりこだわっているゆえ高いのである。分かりやすく言えば、各社、あちこち持ち歩いて書類作成をしたりプリントアウトをしたりマウスやプロジェクターなどを即席つないで作業をしたりプレゼンテーションを行ったりという、『バリバリ働くビジネスマン』を想定して製造しているのである。軽さやキーボードの静寂性にかなりこだわって開発しているものも多い。

対して、新型Macbook Proなどを『スペック』と『仕事における拡張性』という観点で見ると、明らかに見栄えに力を入れすぎていて実用性において力不足だし、いざ拡張しようとしても専用変換アダプタをつけてそれに機材をつなげなくてはならないので面倒で、余計な出費にもなる。正直言って、本当にパソコンを駆使してバリバリ働いている社会人の商談や営業,現場仕事には選ばれないだろう。そうした用途で持ち歩いて忙しく使い倒すパソコンとして、「薄くて綺麗でおしゃれで高価」なMacbookは選択しないはずである。

●参考動画

だから、カフェでMacbookを開いてなん十分も居座っていると「気取り」「なにしてるわけでもないのに高級品を見せびらかしてるバカ」に見えるのである。私がスタバでMacbookを見ると抱くイメージは、「他人からの見栄えでパソコンを選んだ気取り」「ブロガー」「Youtuber」くらいだ。おそらく実際そうだと思うし、そうでないとしても、目立ちたい見られたいというのあってのことだろう。

Macを携えてスタバに行って、開いてツイッターやらブログやらしながらコーヒー飲んでいても、「カフェに駆け込んで仕事しているデキるビジネスマン」「日ごろからパソコン持ち歩いてあちこち回っている営業」などには到底見えないのである。むしろ逆効果だろう。もしも実際忙しく仕事をしているとしても。

 

ビジネスモバイルPCとしてMacを選んでいる時点で、デザイン系の仕事をしているわけでもないふつうの商社マンや大学生が外でいじるPCとしてMacを選択した時点で、「どうも、実際の利便性よりおしゃれ感にこだわってデキる大人を演出したい人です!」と宣言しているようなものである。それは、「Macでなければならない理由」がほとんど無いからである。

「スタバでコーヒー飲みながらせまい机にあんな高級な、りんごマークが映えるスタイリッシュなでかいパソコン広げてなにやってんだろう。ポーズにしか見えない」と思われるのは当然なのだ。

 

 

海外のレビュワーは甘くない

 

主に日本では、見映えでかっこつけたいブロガーや金持ち感をだしたい商品紹介系Youtuberなどから人気のMacbook Proであるが、海外のPC紹介系大手Youtuberなどは、そのだいたいが「ディスプレイがきれいで処理も速くイイ製品だが拡張性・バッテリーの持ちが悪い。値段が不相応。トラックパッドも大きすぎて逆に使いにくい。2016年版Macbook Proは見送るべき」というようなコメントをしている。(英語が分からなくても雰囲気で言わんとしていることは分かると思うので動画を貼っておく↓↓)

 

悪いことは言わないから、カフェで使うパソコンならMacbookは今のところ選ばず、VAIO社のS11や、DELL社のInspiron 13 7000、hp社のHP EliteBook Folio G1、東芝のdynabook RX73、NEC社のLAVIE Hybrid ZEROといったものを購入することをおすすめする。要するに、もっと携帯性の高いパソコン、もっと仕事向きのパソコンにしたほうがいいということ。

もちろん、どうしてもMac OSを使いたいとか何を差し置いてもTouch Barのかっこよさを求めたいということなら仕方ないが。

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